Re:ゼロオープニング。イ文字・ロ文字照合 と謎の屋敷

Re:ゼロから始める異世界生活、面白いですね。
オープニングタイトルの一瞬前にでてくる文字ってイ文字・ロ文字なのですね。

1)オープニングのタイトルの直後に合わられるイ文字・ロ文字

まず、この画像。

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このタイトル、曲のサビの部分で出てくるヤツ。

2)直前にでてくるイ文字・ロ文字

そしてこの一瞬直前こうなっております

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3)他サイトで解析されているイ文字表

はてなで公開されているイ文字表があります。

*このブログ主すごいですね~

リンク

http://d.hatena.ne.jp/taida5656/20160502/p1

イ文字表:

20160509223229

ロ文字:

http://d.hatena.ne.jp/taida5656/20160705/p1

f:id:taida5656:20160706203140j:image

 

4)照合

 これで照合するとこうなる

image

*完全に一致しているところだけ。

5)結び

まあ、みりゃ分かるけど、なるほど。

よくできたアニメだな~。

まだハ文字の解読表ないですね。イ文字が「日本語のひらがな」相当で、イ文字が「アルファベット」相当と見たことがるので、ハ文字は漢字?まあ、私にはわかりませんが。

 

 

6)その他

1期オープニングで気になること

サビ:「忘れない記憶 なんど "で”も」

の"で"のところで一瞬でてくるこの城(?)はいったいなんでしょうね?

ロズワールの屋敷ではないように見えますが。。。

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この屋敷の前後を見ると

直前

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屋敷(その前後にも一瞬おどろおどろしい絵がでてます。サテラ?)

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はじけるスバルの一人。

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ふむ・・・なんでしょうね?

 

 

もいっこ

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パックw 舌を出して何を考えている?w

エヴァはなぜ成功したのか?

それはエヴァがビジュアルジョッキー的な側面を非常に強く持っているから。

この作品の何に惹かれているのだろうと考えると夜も寝られません(うそ)。

たしかに散りばめられた答えが合るのか無いのかも分からない謎(というか、矛盾)は魅力的なのです。しかし、それ自体は「は?何いってんかわかんね」と、見放される要素でもあるわけです。いえ、むしろ本来はそちらの要素の方が強いはず。

また、登場人物が魅力的だったから、という説明もありますが、それならエヴァじゃなくても他の作品でも同じ様なことが言えるでしょう。

ロボットが魅力的だったから?
いえ、それも他にもかっこいいロボットはあります。ロボットに意思があるという設定はこれまでにもいくつか逢ったと思います。

それら要素を色々ツギハギして、良いとこ取りだからウケた、という説明は説明には成っていないでしょう。この説明で「では、どの点がどこから取られていて、それが魅力に対してどう効果があるのか」と聞かれて答えられる人は少ないと思います。出典が分かってもそれがどう良さに結びつくのかは分からないでしょう。

これらのことは、魅力を感じてしまった人の後付けの理由で、その最も根本的なハマりの原初的な理由には成っていないと思うのです。

それでこんな謎と仮定のブログをやっていてなんですが、ストーリーも意味も実は内容がなく、エヴァの根本の魅力は画像と音楽を融合させたビジュアルジョッキー的な「感覚」にこそ、価値があるものなのではないかと思うのです。

というのは…
すでにTV版のオープニングのカットがめまぐるしく変わるという手法が新しいとは当時から言われていました。

あの怒濤の情報の流入を音楽に併せて受け手に打ち込むという方法はビジュアルジョッキーの手法に良く似ていると思います。心地よい音楽に乗せて、その音に合わせた「絵」を構築し、視覚と聴覚のリズムを合わせることで生まれる高揚感。

エヴァは画像と音楽が本当にうまく融合していて、音楽で終焉にあたるパートに物語の終わりを合わせて来ていたり、絵のリズムと音のリズムが融合しています。

ある意味とてもオペラな感じだと思うのです。実は良く聞くと登場人物の台詞も音楽のアクセントに成っている様なところがあると思っていて、印象的なシーンは音楽のパート変わり目とカットの変わり目、台詞の始まりが「タテ」に逢っていたり、とても心地が良く、分断されていない。

例えば序の印象的なシーンに シンジ「人類を守る…?そんな大切なこと…どうして僕なんだ…」という個人的にすごい好きなモノローグが在ります。

この台詞の直後、シーンが変わり、音楽も素晴らしいリズムで次のパートに移ります。

これがシンジの心象をうけてそれでもなお状況は動く無常さと、状況の切迫を感じ取らせてくれます。

この手法が強い印象を与える。

このような一次的な感覚に引き込まれなければ、謎などといった複雑なことを解きほぐしてやろうという気力など呼び起こさなかったでしょう。

実はエヴァは長い時間ストーリーというオブラートに包まれた視覚的な「リズム」を感じさせることで、成功した作品であるということができると思うのです。

登場人物の名前について

庵野監督は友人やスタッフの名前から取ったと言っている登場人物の名前なんですが、ストーリーのポジションからすると意味深なネーミングで適当じゃないだろって感じですよね。

登場人物はなんとみんな名前がカタカナという変な設定。
旧劇は2015年で2001年生まれのシンジとかはまだ分かるかもしれないですが、冬月さえもカタカナって、、、

それ以外は異様に漢字が多い作品でエヴァは1号機じゃなくて“初”号機、2号機じゃなくて“弐”号機です。

漢字を旧字にするだけでなく、カヲルくんの名前がシ者の二倍角だったり(渚⇄シ者)、漢字に対するフェチズムを感じざるを得ない局面はいっぱい。あ、旧世紀版では「男の戦い」も旧字だったな。変換できないけどw

そうすると名前だけ異様にカタカナ。

というわけで、これはなんかあるでしょ?意味を隠してんの?と思わざるを得ないのです。

という訳で、ポジションや考慮して「もし登場人物に漢字を当てるならこうだろ」ってのを一覧してみました。

あーなるほどと感じるところもありませんか。

そうするとマリか面白いことに成りそう。

ではスタート。
シンジ=神児
レイ=零/ray?
アスカ=明日香または飛鳥
ミサト=ミサをする人
リツコ=律子
ゲンドウ=言動

マリ=真理

ミサトは感じにならなかった。すいません。
さて、マリはなにものでしょうね。
それぞれの仮説については次回。

ヴィレは碇シンジに復活してほしくなかった?

少なくともヴィレサイドが必要としてたのは、初号機でありシンジではなかった。

というより、さらなるインパクトを起こしかねないシンジはむしろネルフ側に有利に働いてしまうために、ミサトとしては人としての情はあるものの、綾波と同じようにサルベージされて欲しくなった可能性が高い。

このブログでは何度も登場させているセリフであるが

ミサト「碇シンジ君でいいのよね」という表現のさらなる背景は、

この「初号機は必要だが、碇シンジには復活してほしくない」と考えからだろう。

 

「シンジ君が復活してしまうとネルフ側に有利に働くことになる。それなのにシンジ君は復活してしまった。シンジはあのシンジではあるけど、状況的には受け入れ難くないほど、不安ファクターだ」

この構造は簡単でヴィレはインパクトを防ぐための組織なので、碇シンジはもはやエヴァにも載せられないし、インパクトさえ起こす可能性のある存在のため、存在自体がヴィレの存在意義と完全に対立している。

一連のやりとりからミサトはシンジに情が残っていることは間違いないが、シンジが復活することは極めて都合が悪かったはずである。

ヴィレの構成員はインパクトを防ぐという名目で運営されているため、シンジの扱いを間違うとヴィレを内部崩壊させかねない。

極めて危険な因子なのである。

シンジ=アダム説2:シンジはサード時にアダムとして復活している?

碇シンジがアダムである(再+補)

碇シンジがアダムスの一人そのものという仮説は以前に述べたとおりだ。

↓リンク

理由はシンジの赤い目、暴走前に初号機を覚醒させる力などを示した。

その後別の理由も見つけて、シンジが目を覚ました時とリツコがトリガーを調整している時にDSSチョーカーに使徒封印用呪詛文様が浮かびあがっており、シンジが少なくとも使徒である可能性を示している。

シンジの自我とアダムの関係:ヒント=ウルトラマンと同構造?

さて話は飛ぶが、シンジがアダムであるというのは、言ってしまえばこれはウルトラマンの設定とほぼ同じであるともいえる。

ウルトラマンでは人間がウルトラマンに”変身”すると表現されるが、厳密に言えば人間の中にウルトラマンが憑依している状態で、その人間もウルトラマンも元々は別の存在であった。

この状態で初代ウルトラマンのハヤタ隊員を指して「お前の正体はウルトラマンだったのか」ということもできる。ハヤタ隊員自身もウルトラマンを召喚するとか、ウルトラマンを呼び出すではなく、「変身する」ように思っているし、自我もほとんど融合している。

ただし碇シンジは自分自身がアダムであるという自覚はない。

それは比較的分かりやすい理由だろう。ウルトラマンの場合はウルトラマンは自我のあるハヤタ隊員に乗り移ったが、シンジの場合は胎児か生まれた後すぐの時にアダムの魂を移植された可能性もあるからだ。

ちなみに、破の次回予告にウルトラマンのマークを額につけた光の巨人4人が搭乗している。

これはアダムスがウルトラマンが近いなにかだということを示しているのだろう。

ちなみに、そうだとすればアダムとシンジはエヴァとシンジの関係と相似形だ。

シンジがエヴァに乗り魂を渡すように、シンジという個体にアダムがいることになる。

サードインパクトの時にシンジはアダムそのものになった?

サードインパクトの時はシンジは、結局あの後アダムそのものになってしまったのではないか。

綾波レイはリリスになったか

この話は脇道から展開した方が伝わりやすいだろう。

ブンダーで幽閉されている時ミサトは「綾波レイはもう"存在"しないのよ」と言った。

「死んだ」でも「サルベージされなかった」でもなく「存在しない」と言っている。

アヤナミレイはその後も生産されているようだが、綾波レイが「死んだかどうか」ということを明確に言い切れる理由にはならない。このセリフはかなり奇妙で、シンジがサルベージされた以上綾波レイもサルベージされる可能性もあったはずではないか。

 *ちなみにヴィレは碇シンジにも復活してほしくなかったに違いない。ミサト個人の感情は別にして。

  それについては→こちら

しかし、それはなかった。もし何か別の要素がなければ”あの時代の綾波レイ”はサルベージされなかった」という表現になるはずで、なにか綾波レイは”消失した”と言える何かがなければならないのではないか。

それは綾波レイがリリスの魂を持ってリリスとして復活したという事実があったのではないか。

ほぼEOE(旧世紀劇場版)に近い流れだ。

それがサードインパクト(ニアではなく)の時だとすれば、「綾波レイはリリスになっており、綾波レイという存在ではなくなった」という状態であるとすれば、ミサトの「綾波レイは存在しない」という表現も納得がいく。

*補論あり ⇒ブログ最下部

シンジはアダムになった?

この話で考えるとシンジもサード時にアダムになっている可能性があり得る。

これは仮説の上の仮説になるが、作中から引き合いを出すなら以下の点だ。

リツコ:「(復活したシンジの説明として)ニアサー時を100%再構成して同じである」

時系列で言えばニアサードインパクトの後サードインパクトがあるので、その時シンジがの存在が確認されているなら「サード時を再現」という表現になるのではないか?またこのセリフも「14年前を再現」ではなく「ニアサード時」というところもやや奇妙である。

この「ニアサード時」という表現は「ニアサード時“まで巻き戻っている”」と言いたいのではないだろうか。

とすると、サード時は少なくともニアサード(破最終場面)の後、シンジはなんらかの変質を起こしてしまったのではないだろうか。

それが疑似ではないシン化=神化だったのでは。神児(シンジ)は神(シン)となっていたのではないか。

作中にサードの描写は全く出てこない。場合によっては、アダムとリリス(旧綾波レイ)が二体同時に復活してた可能性もありうる。凄い状況だ。

復帰した時、彼がシンジなのかアダムなのか人々は分からなかった。

いや、むしろ初号機の中にシンジと言える存在が残っていたのかどうかも判然としなかったかもしれない。

はたして復帰した存在が碇シンジの個体を持ったアダムなのか、それともアダムとは切り離された碇シンジなのか(しかしDSSチョーカーの反応と深層シンクロテストさらに「トリガーとしての可能性がある」というリツコの発言から、切り離されていはいないと思える。)、判然としなかったとすれば、非常によくわかる反応である。

シンジ自身ほど、ミサト達にとってはシンジがシンジであると思える確証はないのだ。そこにはミサトが「行きなさい!」と言った同じ存在としての碇シンジとは到底思えない背景がある。

そして、シンジは結局人間碇シンジとして復帰した。

その祖語が「碇シンジ君・・・でいいのよね?」のミサトのセリフの裏にあるのではないか。

冬月のセリフ「あの娘の魂も初号機の中にある」をどう見る

人々は以上に述べた状況によって、綾波=リリス シンジ=アダムと認識している。しかし、アダムの他に碇シンジとしての自我も別にある。そうだとすれば綾波レイも碇シンジと同様に、彼女個体の自我と魂を持っているのではないか。

この自我の問題は、黒いアヤナミレイでも見られる。「私はなに?」という問いかけを黒アヤナミは発しているが、それぞれの個体は個別に自我を持っているようなのだ。

つまり、碇シンジにしても、綾波レイにしても黒いアヤナミにしても、アダムとしての存在、リリスとしての存在、クローンとしての存在を持ちながらも、それぞれに「自分」を持っている、という描写なのではないか。

破における「綾波は綾波しかいない!」と言った時の綾波。そして冬月の「あの娘」が示すのは、人間としてシンジやトウジ達と水族館に行き、個別の「人生」を送っていた綾波レイのことを示しているのではないか。

それはリリスとは別に綾波は綾波でしかなく、その記憶と自我はまだ初号機の中にあると言うのだろう。

この仮定によって、いくつかの疑問が答えられるだろう。

1:ミサトはなぜ「綾波レイは”存在しない”といったのか」

2:ミサトはなぜ「碇シンジ君・・・でいいのよね」と言ったのか。

3:人々が碇シンジを怖がる意味(リツコ「あなたに対する「不信」と表現したこと)

3:リツコのシンジに対する「罰」の発言

 ⇒これはシンジがサードを起こしたという意味の他にシンジの存在に対する「原罪」に対する罰という意味で。

そして、この中からメッセージはある。

結局アダムであろうがリリスであろうが、与えられた生の役割や呪縛の中でも、それぞれに自分の自我で歩んだ人生こそを肯定する姿勢。

エヴァンゲリオンにはそんなメッセージが最後示されるのではないだろう。

そして、再び「僕はここに居てもいいんだ!」という最後を迎えるのかもしれない。

補論

また、別の考察に示したように、綾波ユイがリリスそのもの(もしかして綾波ユイはリリスの人間形態だったのかもしれない。アダムの人間形態がシンジであるように)だという可能性もあることから綾波ユイが復活したという表現もあり得る。

参考リンク:シンジの母親(ユイ)はリリス本人説

もちろん、綾波ユイがリリスであった場合、シンジにアダムの魂を植え付けるのは、シンジが生まれた後、ということになるだろう。ここのボタンをかけ違えるとサードインパクトになってしまう。

ユイがリリスそのものであるとするなら、シンジは生まれた後にアダムの魂が植え込まれたことになろう。ちなみにそうするとシンジはリリスの子であるという意味で神の子でもあるし、

さらにアダムの子供形態という意味で神の子でもあるからその意味でダブルミーニングであり、さらにリリスの子なら、シンジはリリスの子たるリリンと兄弟であり、「シンジは単体で全人類の弟」というかなり特殊なポジションが与えられる。

そういう意味ではシンジはすでにかなり特殊な存在で、シンジ単体で神自身でもあり神の子でもあり、人類全員の弟分でもあるわけで、もう人間の自我があるということ自体が不思議なくらいの超絶チートキャラである。人外であることには変わりないが。

ちなみにそうだとするとリリンの王たりゲンドウとシンジは、シンジはゲンドウの子供でありながら群体としての弟でもあるという神話にありそうな話になる。

このようなかなり特殊でもはや人類の敵か味方かというレベルの存在であるシンジはあくまで人間碇シンジとしての自意識しかないため、極めて危険なのだ。その能天気さが人々をいらつかせるのである。

そして、ヴィレはインパクトを防ぐための存在。そして、シンジはエヴァにも乗れない「インパクトを起こす可能性があるだけの存在(アダムであろうがなかろうがインパクトを起こすのは変わらない)」。

そもそも存在意義からして真っ向から対立しているのがシンジとヴィレ(ミサト)なのである。

エヴァDVD初見で気になった部分集その2

一回目に続きその2
一度戻して1:24:00から再スタート
その1はこちら
http://wevaq.blogspot.jp/2013/04/qdvd.html
まあ、ほとんど初見じゃなくなりましたけど。
***それではスタート***
1:24:33
シンジ「エヴァmark6。パターン青ってどういうことだよ」
 →あれ?シンジ、Mark6って知ってたっけ?さっきカヲル君が教えてたか。
1:24:36
mark6ってひたいのところに赤い玉みたいなのがあるな。
破の時に初号機とか派の予告の8号機にも3つ目の描写があったけど、これなんか関係あるのかな。
アスカ「まずいっ!第12の使徒がまだ生き残ってる
1:24:48
 ちょっと紫っぽい輪がMark6の上に一瞬広がる。エヴァやブンダーに見れた天使の輪?
1:24:59
首を切られて中から、使徒がでてくる、
なんか12の使徒ってMark6に”寄生してる”っていうより”封印”されてたんじゃないのかな。
首を切られた直後に、勢いよく出てきすぎな気が。
それまでのMARK6はもがいているいるだけで、全然動かなかったのに。
そう考えるとMark6の「もがき」は中から使徒が外に出たがっているって状況に見える。
1:24:01
12の使徒は頭からも胴体からも両方から出てきてる。
この使徒、身体は一つじゃないんだな。
1:25:32
マリ「最後の使徒を倒したところで(略)」
この時点では12の使徒が最後だと言っているマリ。この後、カヲルが13番目の使徒となる。
1:25:40
アヤナミ顔になる13号機を取り巻いていた赤い弾。Mark9のコクピットにゼーレマークが浮かぶ。
1:25:59
初号機の肩のパーツが外れ、中から四角い赤い何かがせりあがってきている。せりあがるというか生えてきて
いる。
1:26:16
カヲル「さすがリリンの王、シンジ君の父上だ」
のセリフの首周りに、おそらく使徒封印用呪詛文様が浮かんでる。
マリ「DSSチョーカーにパターン青?ないはずの13番目?ゲンドウ君の狙いはこれか」
 ゲンドウの狙いとは?
  1:カヲルを13番目に落とす
  2:カヲルを13番目にして、殺す
  3:13番目の使徒を生む(誰が13番目でも構わない)
    など。
   以上の選択肢には前提条件がある。特にマリの知識について。
   1と2はまずマリがカヲルのことを知っていなければならない。
       さらに現在DSSチョーカーをつけているのが、カヲルであることを知っていなければならない

  3の13番目が生まれさえすればいい、という可能性もあるし、また
  シンジが13番目の使徒になったと考えている可能性もある。
マリの言動はここらへんから特に奇妙。 
 このシーンではシンジがDSSチョーカーをつけていると思っているのが普通だが、かならずしもそうは思っていないみたい。もしかしてカヲルしか13番目になれないなんかの条件があるなら別だが。
 マリは終盤で「ガフの部屋が閉まらない!ワンコ君がゼーレの保険か!」と言っているので、
 そのシーンでも死んだのがカヲルであり、かつカヲルがガフを部屋を閉じようとしていたのをしっていて、しかもシンジは生きていて、さらにどっちのエントリープラグがシンジのプラグなのかすらマリはその時しっているのである。
 どういうこと?
1:26:40
ゲンドウ「死海文書契約改定の時が来ましたこれでお別れです。」
1:26:43
ゼーレのモノリスの背面には、なにかマークがある。
これ、なんか意味ありそうだなぁ。
1:26:48
ゲンドウ「あなた方も魂の形を変えたとはいえ知恵の実を与えられた生命体だ」
 知恵の実が複数あることに?
ゲンドウ
「悠久の時を生きることは出来ても、我々と同じく訪れる死からは逃れられない」
「死を背負った群れの進化を進めるために あなた方は我々に文明を与えてくれた」
「人類を代表し感謝します」
「死をもってあなた方の魂をあるべきところに還しましょう」
「宿願たる人類補完計画と諦観された神殺しは私が行います」
 ”諦観”で間違いない。字幕確認済み。
「ご安心を」
~1:27:31
1:27:31
 ゼーレ01「我らの願いは既にかなった よい 全てこれでよい」
「人類の補完 安らかな魂の浄化を願う」
1:27:49
 目が飛び出る13号機。
 ゼーレが皆死んだ直後に見えるが、因果関係はあるのかな?
1:27:52
 先ほど13号機の肩が外れて何かがせり出してきていたけど、ここで肩からでた羽のようになっている。
 悪魔の羽?みたいに見える。
1:27:59
 赤い塊がおなかを抱えてうずくまった人間(胎児?)のようになっていて、目が現れてる。この中心に13号機がいる?
 赤ん坊の泣き声が聞こえる。
 13号機のところに虹のエフェクトがある。
1:28:07
 赤い子供が小さな球体になり、13号機が喰う。
1:28:10
 その後、13号機が真っ白に光り、輝く。
1:28:19
 アスカ「こいつ疑似シン化形態を超えている」
 マリ「覚醒したみたいね アダムスの生き残りが!」
 さて、マリは誰がアダムスの生き残りといっているのか?
  基本的は13号機だろうが、カヲル・シンジの可能性もあり得るか。
1:28:23
 背中に2つの輪を生やす13号機。さっきの背中のはねみたいのも、伸びきりましたね。
 まっしろ。
1:28:43
 セントラルドグマから一気に地上に出る13号機
 インフィニティの出来そこないの柱?の一番上にある反四角錐の上まで飛び出す。
 逆四角錐の上が本当に一瞬見えるが(1:28:43)が、上の平面部分に12本の柱があり、
その柱から流れ落ちた様に柱の回りにだけ血が付いている。
 *これホントに一瞬しか見えないんだけど、よく書き込んであるなぁ・・・。
地上に上がる13号機。なぜか、その下に天使の輪をつけたMark9がいる。
1:28:51
 ガフの扉が開く。
1:29:26
 轟音と伴にせりあがる大地。
 それと同時に例の逆四角錐がバラルの扉の方へ少しずつ上昇していく。
 てゆーか、これがゼーレなんじゃないの??マークにも逆四角形があるし。これがガフの部屋に戻るのがゼーレの目的とか?
 1:29:38
 シンジ「これって・・・」
 カヲル「フォースインパクト その始まりの儀式さ」
  これで始まりの儀式ということは、この後にいろいろ起こるんだろうな。
 カヲルの首周りに呪詛文様が浮いてる。
 1:29:39
 なんか板見たいのが、揺らめいている。赤いの。
 これはなんだ?
  →どうも黒き月の一部だったみたい。
1:29:45
 インフィニティの成りそこない?が、咆哮を上げている。
 これ、その成りそこないなのかどうか、ちょっと画面では確認しきれないな。人間だったりする可能性もあるんだろうか。
 どちらにしろ咆哮が上がっているということは何らかの活動をしているということだろう。
1:29:51
 大地がせりあがってきてる。
 というか、これがネットで良くみる 「ひねられた黒き月」か。
 なんで、クレーターみたいにところどころかけてるんだろう。
1:30:02
 ブンダー登場
 1:30:17
 ブンダーの上部に5本のエントリープラグが刺さっているのを確認。
1:30:18
この時、エヴァはブンダーに接触してるのに、どうやって主砲あてるんだよ、
と思っていたけど、一度発射したあとにATフィールドで跳ね返す、という荒業をやってるのね。
主砲を自分に向けて売ってるとか、常識外すぎるw
この曲がったのを指して「曲射弾」といってるのか(cf 1:30:12)



1:30:38
 「重力制御に問題発生」
 *重力制御ってエヴァももってるよね。さっき13号機もブンダーに突っ込まれて、衝撃程度で済んでるし。
 飛行物体に直撃されたら中にいる人間なんて一瞬でミンチになってしまう。
1:30:54
 リツコ「アダムスの器はヴンダーの本来の主 初号機から本艦の制御を奪い返すつもりだわ」
 これ、一番初めにMark9が来た時になぜヴンダーを乗っ取らなかったのだろう?
1:31:07
 アヤナミ「なぜ?リンクが回復しない」
 これ、アヤナミレイがMark9をコントロールできないって意味なのか。ヴンダーへのリンクが回復しないって意味なのかと思ってた。
1:31:51
 Mark9のコアが腹部に見える。その腹部にリリスの仮面? しかしこのコアすらデコイなわけですね。全身がコアなわけだし。
アスカ「ズル!ゼーレのやりそうなことね」
 の背景のメッセージは
 ALERT
Eva Nuetralizing Anti-ATF Custom APR
INEFFECTIVE
1:32:07
コードチェンジ モード777
 この時のアスカの目はミドリなんだよね。赤ではない。
1:32:23
 尻尾が生える弐号機
 てゆうか、さっきからエヴァって金属でできてないよね。装甲が。
1:33:17
 アスカ「こいつ 全身がコアか!時間もない」
  時間もないって、状況的に戦ってる時間がないの意味かも表ったら、さりげなく後ろにlow batteryの字が浮かんでた。
 てゆうか、弐号機はこんなにすぐ電池が切れるのに、8号機はなんできれないんだ?
 もしかしてアスカって、ガンダムで旧ザクを使い続けるロートルの様にになってるのか?
1:36:16
 MARK9が再生 これがMark9の本当の姿なんだろうな。零号機に似せてたのはシンジへの罠か。
1:33:51
 でっかいキノコ。これが黒き月???
1:33:58
 逆四角錐の柱からガフの扉に向けて光が登っていっている。
1:34:02
 その光はさりげなく13号機のアップの背景にも書き込まれている。
1:34:37
 カヲル「僕が第13の使徒になってしまったからね。僕がトリガーだ」
*カヲル君の話は割愛。
 1:25:11
 第13号機の上に・・・ガフの扉のむこう?に、なんか・・・なんかアンテナ???みたいなのがあるぞ・・・?
 八木アンテナみたいの。なんだこれ?
   +
 +++
   +
 ↑こういう感じのが二つ重なったようなもの。
 これなんだ~???回転してる。
1:35:30
 自分に槍を突き刺す13号機。
  これはカヲルが制御しているのか?
 操作系切り離してるんじゃないのか?
1:36:16
マリ「ガフの扉がまだ閉じない!」「ワンコ君がゼーレの保険か!」
 いやいやいや、なんでマリは、”ガフの扉が閉じるべき状況が起こっている”と分かってて、シンジが保険になりうる状況になっていることをしっているんだ。
 13号機が活動を停止するということが、どちらかの魂を失ったと考えているとしても、そもそも13号機がダブルエントリーシステムであることをここまでに知れる流れはなかったし、(実際アスカは知らなかったように見える)。
 そもそもカヲルが死んだことを知っていないと、マリがこの判断をできるのは変じゃないか?
 なぜ、死んだのがシンジでなくてカヲルだとわかってるんだ。というか、
  ・・・マリがどこまで状況を理解していて、発言してるのだろう?
マリ「後始末は済んだ」
って何に対していっているのか?
 もし、カヲルが死ぬという意思をもって、13号機を止めようとしたということを指しているのだとすれば・・・?
 1:36:48
 シンジのエントリープラグを抜く 8号機
  ・・・なぜそっちがシンジのエントリープラグだと知っているんだろう・・・?
1:37:07
 ほら。ガフの扉の内部。
 なんかアンテナみたいのあるよ。なんだこれ。なんだこれ。
1:37:36
 キノコ これ半透明になってるよね?なんと透明度の高い物体なんだ。
1:38:07
 ここのオペレーターのセリフ。
 やはり他の機影を気にしてるから、他にもヴンダーみたいのあるのかな?
 それとも通常の兵器の心配をしてるのかな?
リツコ「誰のおかげかわからないけれど、フォースは止まった」
  ・・・マリ・・・のおかげなんじゃないの?カヲルともいえるが。
1:40:42
 アヤナミレイはSDATを拾ったかどうか、明確な描写はないんだな。
1:45:41
 次回予告
 黒キノコの前に広がってるのは、大地ではなくATフィールドの大地なんだけど、これはなんなんだろう?








































































シンジの母親(ユイ)はリリス本人説

***4・29追記****

 このエントリーえらい分かりずらいもんになってるなぁとおもったんで、要点だけ初めにまとめときます。  エントリー書く時は勢いを大切にしているんで、書き直す気も今んとこありません。

 要点:Qの状況を精査していくと、2つの可能性しかのこらない気がする。

  可能性1:リリスは複数いる

  可能性2:シンジの母の綾波ユイはリリスそのものである。

   →前提で大きく変わる

     ・前提1:綾波レイの魂はリリスのものである場合→可能性1の線が濃厚 

理論;Qでは綾波レイが複数いるので、リリスの魂が複数いる。しかも、リリスが復活しているので、リリス復活の魂も必要になる。→リリスが複数必要/もしくは魂が分割可能

 

     ・前提2:リリスのものでない場合→可能性2の線が濃厚

 綾波レイの魂がリリスの魂でない場合、発令書にある顔がレイの顔をしている理由が不明になる。アヤナミシリーズがリリス復活に関わる可能性が薄くなる。また、シンジの母親である綾波ユイの可能性はない→初号機にいるから。

従って、あの顔はリリス自身の顔ということになり、綾波ユイも綾波レイもリリスの顔であることになる。さらに、その場合綾波ユイ自身がリリス本人であるとしなければアヤナミシリーズはリリスのクローンのクローンとなり、変。それならリリスからクローンを作ればいいはず。

*****まとめ終了****では、もともとのエントリーをどうぞ。

 

   Qを見ていて、あれ?と思ったことに、Qには複数の綾波レイが登場していることがあります。ちょっと見ると一人なんですけど、よーく見ていると複数いるのに気が付くんですよね。今回はこの謎に関する考察。今回は今まで以上に旧劇場版を考えのベースに置きますので、新劇しか見てない人は特に見ない方がいいかもしれませんね。

 さらに、今回の考察ちょっと自身ありません。。。まあ、でも気になるからちょっとやってみようかな。

 まずは疑問を明確にするため、こんな問いを投げてみたいと思います。

 Qで出てきた巨大な綾波の顔。劇中でリリスの爆散と同時に爆発したのでリリスの頭部なのですが、あれはいったい”誰”なのでしょうか?

 あれはユイの顔なのか、綾波の顔なのか、ということです。綾波レイのものだと考えたくなりますよね。自分も初めそうなのだろうな、と思っていました。

 というのは旧作では綾波にはリリスの魂が入っていました。 EOEにおいてリリスの前まで飛翔し、「おかえりなさい」とテロップが出てきたところで、綾波がリリスの中に取り込まれていくシーンの後、リリスは綾波の顔をもって復活します。この流れでリリスは綾波レイの顔、ということができます。

 もし今回同じようなことがサードインパクトの時に起こったのであれば、綾波の中にあるはずのリリスの魂はリリスに戻っているはずです。

 この考えをもって、あの顔を綾波レイのものだと考えることはできるのですが・・・。

 でも、そうすると奇妙なんですよ。旧劇のままの設定だと。

 Qでは、リリスが復活しているのにも関わらずアヤナミレイが別途存在している。

 これです。Qの中では発令書に巨大なアヤナミ、またはユイの顔のリリスの頭部が出てきます。それに対して「もうすぐ会えるな、ユイ」と言っているゲンドウ。

   ・・・もしそうなら、Qで現れる黒いアヤナミレイにはなんの魂が入っているでしょう?

 リリスの魂が入っているのでしょうか?あれ?そうするとリリスの復活は・・・?ついでに、この段階で初号機の中にも綾波レイはいるはずなんですよ。矛盾してませんか?綾波=リリスの魂だと。

 同時に複数の綾波レイが存在している新劇場版

 もう一度焦点を確認します。

 新劇場版では綾波=リリスの魂説だと、奇妙な点がある。それは同時に複数の綾波が存在しているようだ、ということなのです。

 劇中ちょっと分かりにくいのですが、列挙してみましょう。

事例1:冬月「その娘も初号機内に保管されている」

 これはQの中で冬月がシンジと語りあう場面です。ちまたでポカ波と言われているレイが初号機の中に入っていると解することができ、そうか、まだ生き返るかもしれないのか、と思った人もいるかと思うのです。このセリフをレイ=リリスの魂説を前提で考えるとやっぱり変。

 Qで冬月と話している時、初号機の綾波とは別に黒いアヤナミレイも存在しています。

 さらに巨大化したリリスもいてつまり復活していると思われるわけです。セントラルドグマの中には、骸と化したリリスがいます。そして、なぜかその頭部はレイかユイの顔を持って発令書の中にいます。リリスの復活には魂の存在も必要なのでは?少なくとも旧劇ではそう思える展開でした。

 時系列で考えると、サードインパクトがあったのは、初号機の事件の後。冬月の言葉を「初号機の中に破時代の綾波は保管されている」という意味であるならば、リリス復活の時の魂はサードインパクトの時にも綾波レイ(破)として初号機の中にもいなくてはいけないはず。 そうするとリリスの復活のための魂はどこに?リリスの復活に魂が必要ないということなのでしょうか?いやいや、まさかそんな・・・。

  とにかく、まあ、少なくとも、リリスの魂=綾波レイの魂であり、リリスの復活に魂がいるはず、とおくと2人のレイと、リリス復活のための魂、同時に必要となり、魂は最低でも3つなくてはならないことになります。

事例2:水中のレイとレイの遭遇シーン

 さらに、途中で水中のレイと制服姿のレイが、対面するというシーンもあり、これが幻想かそういうたぐいのものでないとすれば、さらにもう一人綾波レイが存在します。というわけで、リリスの魂=綾波レイと置くと最大で4人の綾波レイが存在することになってしまう。

事例3:破予告編

さらに 「嘘だった」と評されている破の予告編を根拠にしていいいのか迷うところですが、結構特徴的なので初めにあげてみたいと思います。

 破の予告編(つまりQになると思われたもの)には、なんと大きな綾波と同時に小さい綾波が数人でてくる描写が一瞬現れます。

 リリスの魂が入れ替わっているからこそそういうふうになっているわけですが、今回は破の予告編で複数人の綾波が登場しているのです。これは一体どういうことなんだ・・・?

 これはなんなのでしょう?少なくとも旧世紀版での「綾波=リリスの魂でかつリリスの魂は一つ。さらにリリスの復活には魂がいる」という前提はどこかが違うか、全然違う設定になっていないと辻褄があいません

仮説

単純に考えるとここまでで可能性は以下の3パターンとなります。

可能性の四象限

綾波の魂=リリスの魂 綾波の魂≠リリスの魂
リリスの魂は1つだけである 破の綾波も復活したリリスも黒いアヤナミも一つの魂を移し替えたもの・・・仮説1 綾波は独自に自分の魂をもっている・・・仮説3
リリスの魂は複数ある すべての綾波に別のリリスの魂が入っている・・・仮説2 上と同じ

 ここまでだと、これのどれかということに。

1の仮説

 これが物語的に一番ありえる感じになると思うのですが、どうでしょう。というのは、そうでなければ綾波レイの存在感がちょっと薄くなってしまっているというか。

 さらに、これだとちょっと奇妙なのは冬月の言葉です。 

 冬月「あの娘も初号機の中に保管されている」

 もし何らかの方法で綾波が初号機から取り出されているとすれば、初号機の中にいるという表現にはならないでしょう。

 つまり、冬月のセリフを信じるならば(騙されているとか勘違い、またはミスリードの可能性はあるが)、最低でもリリスの復活のための魂が必要なことと、完全に矛盾してしまうのです。初号機から綾波は取りだされていてはなりません。

従って仮説1は一番ありそうなのに、早々にボツにしなくてはなりません。

2の仮説について

 リリスがadamsと同じようにリリスも複数存在する可能性。

アダムが複数いるということも現段階では仮説の領域だと思っているのですが、もしそうだとするならば対となるリリスも複数人存在するということになります。アダムスが仮に4人だとすれば、リリスも四人の可能性。したがって、破までの綾波に一人。復活に使われた魂が一つ。さらに黒いアヤナミに一つ。水中の綾波に一つ、ということになりますでしょうか。

 この線でどれでもリリスの復活を行うことができるという可能性が一つ目は考えられます。

まあ、この前提であるADAMSが4人仮説はちょっと別論がありまして4人というのはADAMSが2人でリリスが2人説あるんですけどね。まあ、それはおいておこう。大勢に影響はない。

 この節だと、ちょっと不自然なのが冬月のセリフで初号機内の綾波をさして「あの娘」という言い方をすることですかね。リリスの分身、ユイのクローンを指して「あの娘」という言い方をするでしょうか。

3の仮説について

 この仮説を支持できる理由というのは黒い綾波が自分の自我を持っているような描写がよくでてくる点が挙げられます。

 つまり綾波のクローンは独自に魂を持つことができるという旧作とはまったく違う設定。また、個別に魂があるということになれば、冬月が破までの綾波を指して「あの娘」というあたかも一人の人間として扱っているような表現もかなり自然な感じになります。特に魂がリリスのものであれば、「あの娘」とは言わないような気がしますので。

 しかし、そうだとすると処理に困るのは発令書にあった顔が綾波のものである可能性がなくなってしまうということ。

 この線だと巨大なリリスの顔はユイの顔だったということになるのですが、この段階ではユイは初号機にいるはずで、リリスに回収することができない、ということになるので、線が通らなくなってしまうような。

ここ重要だと思うのでもう一度。

これまでの流れからもう旧劇と違って綾波にはリリスの魂入ってないでいいんじゃね?と思いたくなるんですが、そうだとすると発令所にある綾波の顔が理解不能、回収できなくなってしまう!

ユイの顔にもできない。なぜなら、ユイはまだ初号機の中にいるんですから。

ニアサーの後にサード本番で初号機がなんかやったならあり得なくもないですが、でもその線なら初号機はリリスと融合してたりしないといかんのでは?ブンターの中の初号機は原型をとどめておりました。

綾波ユイ=リリス本人である可能性なら?

 この矛盾をすべて回収するには?

 これらの矛盾を全部回収して一本の筋にするために、無理やり感たっぷりですが、一個仮説を立てたいと思います。

 それがこの綾波ユイ=リリス本人+アヤナミシリーズには独自に魂がある説。さらにアヤナミシリーズはかなり純粋に人間として成立していて元の元であるリリスの特徴は結構失っているとします。

 つまり、あの顔は綾波でもなくユイのものでもなく、リリスの顔そのものであるという説です。

 それに当たってユイ自身がリリス本人またはその分身であり、魂そのものはリリス本体がずっと自身の中に保持していたと仮定します。

 初号機に入っているシンジの母親はリリス本人だったという形。リリスが複数いるという説でも回収できる説になりそうです。また、初号機だけでサードインパクトを起こせている理由にもなりえそうです。

 また、リリスの分身として人間をやっている内に人としての自我を持つようになっていたという説。これなら、シンジが元々人外であったという仮説にも整合性ができます。また、綾波が複数いることも、それらがクローンでありながら個別に自我を持つという補助線があれば矛盾しません。

 さらに新劇場版でゼルエルっぽい使徒に綾波が食われた時に、インパクトにならないことも綾波の魂がリリスでないということを支持すると思われます。

 サードインパクトを起こしたリリス自体は綾波ユイの本体たるリリスで、初号機の中にいるユイからしてみれば、もう一人の自分というわけですね。

 また、ゼーレが契約という人間くさい行為をリリスと行っているのも、その具体的対象がユイだとすれば?

 リリスからその分身として発生したユイ、さらにその分身たるアヤナミシリーズには個別に自我が発生するという設定なら、これらの状況に全部対応できます。アヤナミシリーズの一人である破の綾波レイがシンジの「綾波は一人しかいない!こい!」に対して「はっ」とするシーンも個別の存在が独自に自我を持つという流れを支持する内容だと思います。

 サードインパクト自体はリリスの真の本体が起こしたもので、初号機や綾波とは別に個別に行ったもの、という形が取れ、シナリオはぎりぎりつながりませんでしょうか?

 さらにこれだとシンジ=神児 という名前のロジックもさらに強化されますね。

 いかがでしょうか。そんなわけで、今回は綾波ユイ=リリス本人説でいってみました。なんかもう一度見直したら、簡単に反証がでてきそうな、あぶなっかしい仮説だなぁと自分でも思いますが。

 まあ、この仮説、間違ったとしても、少なくとも複数の綾波が存在するという事態になんとか、答えが必要な気がするんですよねぇ。

 

補遺: 旧世紀版では綾波は数人入れ替わっていましたが、同時には存在しませんでした。なぜなら綾波はクローンでありながらも、魂がリリスのものを使っており同時に複数人いることはあり得ない設定だったと思います。また、旧作ではリツコもクローンに魂は宿らなかったと言っていたと思います。一時代に一人。それが綾波が冷たく感じる一因でもありました。新劇ではかわった??